軽量、安価、安全。3拍子揃った入門用S.U.P.ボードの決定版!!
ボディボードの材質・工法が理想的な入門ボードを可能にした
ウインドサーファーのかなりの人たちが、SUP(Stand Up Paddle Board)を体験したり、すでに愛好者になっているという事実は周知の通りだ。また、SUPはマリンスポーツの中でも極めて簡単に未経験の人でも楽しめるスポーツであることもよく知られている。ただウインドサーファーにとっては、やはりの優先順位が高いのはやはりウインドサーフィンであり、SUPに興味があっても、あるいは体験していても、“高価な”ボードを新たに購入するなら、ウインドサーフィンのギアにそのお金を使いたいというのが本音だろう。
また入門用のボリュームのあるSUPボードは、どうしても重く、持ち運びやカートップに積むことに苦労することも事実で、この“重い”ことが、女性やマリンスポーツ未経験者が、SUPのボードオーナーになることをためらわせている原因の一つでもある。さらにボードに当たって深刻な打撲や骨折を負うという、SUPで怪我をしてしまったニュースも聞かれる。手軽なだけにこのような事故の心配も見逃せない。SUPは確実に普及しているが、爆発的なブームにならないのは、そのような点が関係しているだろう。
ここに普及を進める上で画期的な入門用SUPボードが発表された。それは日本では無名のブランド『AUSLER』の「SOFT STAND UP PADDLE BOARD」だ。最大の特徴はその材質・工法だろう。EPSフォームにPEデッキ/ウォーターバリアスキン+強化サーリンボトムというボディボードと同じ材質で作られている。さらに3本のストリンガーが入れられ、ディンプルトランクションパッドが内蔵されているというもの。この結果、大ボリュームにも関わらず9.1kgという軽量化を実現し、しかも硬いシェルをEVAでラミネートしたものではない、完全なソフトボードとして仕上がっており、怪我の可能性も少ない。さらに価格設定は10万円(税抜価格)を切っており“軽い”“安い”“安全”と入門用として理想的な条件を備えたSUPボードとなっている。
320.4×76.2×13(cm)という大ボリュームなので、ただ、ちょっと風に弱い点はあるがボードは安定感抜群で、誰でもすぐにSUPが楽しめる。テイクオフもイージーで、本格的なサーフマニューバーを求めないならばまったく問題は感じられない。一家に1本的なファミリーボードとして、またSUPのスクールボードとして、まさに最適なボードと言えるだろう。
※写真のボードはサンプル。実際の商品は上のハイビスカス柄。