スラロームのRRD復活!ランキング2位の原動力、それがこのX-FIRE LTDだ

 かつてRRDといえばスラロームボードが代表的だった。それがレーシング最前線からの撤退やウェイブやフリースタイルへのシフトによって、そのイメージは薄くなってしまった。そのRRDのスラロームイメージが再び復活した。  それは前スピード記録保持者フィニアン・メイナードがチームに加わり、その彼が今年、世界のスピード&スラロームシーンで大活躍を見せているからだ。

 ここ数年、PWAのスラロームはアントアン・アルボーが絶対的な強さを見せている。一方フィニアンは、良くて4位、悪いときはベスト10からも落ちるセカンドグループに甘んじていた。それが今年は最初は韓国4位、コスタブラバ6位とまずまずだったが、その後ポッゾの4位から上昇をはじめ、フエルトベンチュラ、アルカチと連続して2位に入り、スラロームランキングもアントアンについで2位と絶好調。ポストアントアンの最右翼に躍り出ている。

 また、2009年ISWCスピードワールドカップ世界選手権でアントアン・アルボーやアンダース・ブリンダル、ビヨンダンカベックらを抑えて堂々の1位。7ラウンド2カットで3.5ポイントの完全スコアで優勝も果たしてしまった。

 この好成績を支えているのが、自ら開発したRRDのスラロームボードX-FIRE。最新のスラロームデザインに基づくシェイプラインを持ち、極めて高いポテンシャルの高さを誇る。2010年モデルはこの実践からのフィードバックを受け、さらに戦闘力の高いギアとなるべくR&Dが現在も進められている。

 ラインナップは90、102、112、122、135の5つのモデルだが、そのうち112のみ、すでに発表済み。他のモデルはの発表はもう少し先の2011年2月に発売予定。112以外のモデルの発表も待ち遠しい限りだ。

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(株)ウインドサーフィンジャパン

 



今年、PWAのスラロームにおいて、尻上がりに際立った活躍を見せているフィニアン・メイナード。しばしは常勝アントアン・アルボーに先着してのトップフィニッシュを果たし、現在スラロームランキング2位と過去最高の成績を残している。それもこのボードの性能の高さの証明だ。