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2009年12月掲載の記事

Neilpryde最新プロモムービー公開

Neilprydeの2010モデルを使ったカウリらチームプライドのカナリーでのエクストリームなウェイブライディングとスラロームシーンを収録した映像が公開された。2009年にカナリーを沸かせたフィリップ・コスターのライディングも入っている。
Neilpryde Magic moments - TeamPryde on 2010 gear

なおこのムービーに使用されているKings of Leonの楽曲「Sex on Fire」はiTuneなどでもダウンロードも可能。

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JPWA JAPAN TOUR 菊川サーフスラローム2009

12月5〜6日/静岡県菊川ビーチ 写真・ 文・映像)池野谷健二/Kenji Ikenoya

浅野則夫・佐藤素子が完全優勝!

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ジャパンツアー中、屈指の強風&ウェイブコンディションのスラロームレースとして知られる「菊川サーフスラローム」。2009年度も12月5〜6日に開催された。結果は男女ともに昨年と同様、浅野則夫と佐藤素子(MOTOKO)がオール1位の完璧な成績で優勝を果たした。
 日程は2日間だったが、風が吹いたのは2日目の12月6日のみだった。初日に雨をもたらした低気圧が抜け、この日は見事に西高東低の気圧配置がきまり、朝からすでに西風が吹き始めていた。午前10時頃、第1Rがスタート。セイルエリアはレースセイルだと7.0前後、ウェイブセイルだと4.5といったところ。波サイズはセットでカタ程度と典型的な菊川のコンディションだった。このコンディションだけに絶対王者の浅野則夫の牙城は盤石で、それに加えてウェイブライダーがこの大会では毎年活躍を見せるが、今年もその構図は変わらなかった。浅野則夫はまったく危なげなく、ビーチスタートで飛び出すと、もうそのままフィニッシュまでというパターンを繰り返し、予選からオールトップでファイナルまで勝ち上がった。

asano.jpg  その他で予選ヒートをトップで通過する選手は、山田明彦、合志明倫、鈴木智彦らスラロームのトップ選手の名前が並び、石原智央も第1ヒートをトップで通過した。
 このレースでベスト16に勝ち残った選手の中に常連のスラローマーとは異なる選手の名前も見られた。それは元オリンピック候補選手の井上幾郎であり、アマチュアウェイブライダーとしてトップクラスの実力を持つショップラニカイの松本大だった。この新しい血が序盤のレースを盛り上げたのは確かだった。
 ファイナルに残ったのは山田、石原、駒井友彦、酒井亨、長谷川裕志、浅野、合志、生駒大輔、賀来耕一郎、松本の10名。レース展開はお決まりのパターンで浅野がスタートからリードし、そのまま危なげなくトップフィニッシュ、2位に復活してきた合志が山田を抑えて入り、山田は3位だった。

2.jpg  第2レースは午後1時前にスタート。前のファイナルヒートの前頃から風が上がり出し、セイルエリアもレースセイルならば6.0〜5.0台、ウェイブ系セイルを使用する選手も増え、サバイバルなコンディションの中で行われた。
 コンディションはハードになったが、勝ち上がっていく選手に大きな変化はなかった。トップスラローマーたちと、駒井、藤原琢磨、松本、といったウェイブライダーが確実に残り、それに加え往年の名選手小玉欣一や大館弘といったウインド力の高い大ベテランが勝ち残っていた。石原は第7ヒートでトップを快走していたが、アウトマークでクリューの滑車がブレイクし、そのまま漂流。残念ながらレスキューという憂き目にあい、無念の敗退となってしまった。
 第2レースのファイナルに進んだのは合志、酒井、駒井、コング鈴木、山田、浅野、生駒、大館、国枝、小玉の10名。1位は予想通り浅野がぶっちぎりでフィニッシュ。合志、コング、駒井と続いた。また強烈なブローが吹き、波も高く、風も振れて登りぎみのところもあるというハードな条件だったからか、10名中3名がフィニッシュならずという厳しい結果に終わった。

IMG_9208.jpg  結果は浅野の完全優勝、2位2回の合志が2位になり、3位には山田を抑えて駒井が食い込むという大健闘をみせてメンズクラスのレースは終了した。
 ウイメンズは4レースが無事に成立。第3レースまでトップを独走していた佐藤素子が、その時点ですでに優勝を決め、第4レースでその佐藤に一矢を報いてトップフィニッシュを飾った現役葉山町議会議員土佐洋子が2位となり、彼女は同時に2009年度のランキング1位をも獲得。3位には逗子の永田理香が大健闘の入賞を果たした。

nyuusyou.jpg ▶大会の映像はこちら
▶大会の成績表はこちら
▶大会のラダー表はこちら

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ショップ「シュガーケーン」が移転

 あのヤモリがトレードマークの鎌倉の老舗ショップ「シュガーケーン」が移転した。電話番号は以前と変更なし。最高のボードメンテナンス・リペア技術を誇るファクトリーは以前よりも保有ラック数を増やし、より品質の高い修理を提供する。鎌倉のコアなウインドサーフィンシーンを味わいたい方、どんなボードの事でも困った時は「シュガーケーン」へ。
●新住所:鎌倉市材木座6-7-11
●TEL:0467-25-6535(変更なし)

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JPWAと「菊水亭」がコラボ、「海童」が半額に!

 神奈川県葉山町にある創業100年の老舗イタリアン創作料理「菊水亭」がJPWAとコラボ。焼酎「海童」の一升ボトル/4,410円が、次の条件のいずれかを満たした人は半額になるというサービスがスタート。気になる条件は
1:JPWAのメンバーカードを提示された方
2:葉山在住のウインドショップ(艇庫)メンバー、または推薦を得られた方
3:ブログ「レーシングジャイブ研究会」読者で、ブログ主宰者の本名を言える方
●菊水亭URL www.kikusuitei.com/index.html

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「TEARS」スタッフ募集

 三浦津久井浜のショップTEARSがスタッフを募集中!海が大好き・ウインド大好きな方、接客しながらウインド仲間と楽しい仕事しませんか? 業務内容は小売販売、ウインドサーフィンインストラクター、イベント・大会企画運営等。ちょっとでも興味がある方はTEARSまでご連絡ください。 ●TEL:046-840-1273 FAX:046-840-1274
info@tears-windsurfing.com
tears_@hkg.odn.ne.jp

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第10回三浦スラロームシリーズ日程決定

 三浦スラロームシリーズが今シーズンも開催される。三浦スラロームシリーズは今年で10回目となり、ビギナーウインドサーファーからプロクラスまで、どんなレベルの方でも楽しめるスラロームレースを目指している。1月31日を初戦とし、4月4日の最終戦を含め5戦開催され、また各回のチャンプが5戦総合成績を競いあう形式となっている。この冬の練習目標や、また腕試しに是非参戦を。
 詳しくはTEARSウインドサーフィンスクール内三浦スラローム事務局まで。
●TEL : 046-840-1273 FAX : 046-840-1274
●開催スケジュール
1R1/31(日) 2R2/14(日) 3R3/7(日) 4R3/21(日) 5R 4/4(日)

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PIZZA-LA KUA'AINA CUP 2009

ピザーラ・クアアイナカップ レポート&リザルト  文)金上 大輔 写真)杉 純太郎

11月14日、15日の二日間、津久井浜でピザーラクアアイナカップが開催された。この大会は毎年全国から多くの選手を集め日本のウインド界で最大といっても過言ではないイベントだ。今年は、過去最高のコンディションに恵まれ、素晴らしいレースが行われた。そして、結果はその場に居合わせた多くの人たちに、これから先のレースシーンを予感させたはずだ。では、レースを振り返ってみよう。
 初日、津久井浜がもっとも荒れる南西が吹き荒れ、アウトサイドには20m/sを超えようかというブローが入った。Z旗が掲揚されたのは、エキスパートクラスとオープンAクラス。ビーチスタートで3ジャイブ、ビーチフィニッシュのコースでスタートした。
 エキスパートクラスは、多くのプロ選手を含め日本のトップレーサーが集い、吹き荒れる風は12月に行われる菊川のサーフスラロームの前哨戦としての見所も十分だった。しかし菊川の大会ほど強風に対する準備ができていない選手も見受けられ、多くの選手がオーバーセイルに苦しめられている様子だ。そんな中で浅野則夫選手の走りは、完全に次元が違っていた。スタートのフォーンが鳴った瞬間に独走態勢と言っても過言ではない走りで、この日行われた2レースの1回戦からファイナルまで彼に競りかける選手はいなかった。
 同時に進行したオープンAクラスでひときわ目を引いたのは13歳の賀来健介選手。エキスパートクラスの選手でさえオーバーセイルでコントロールを失うことも少なくない中、スタートからスルスルと抜け出し安定感のある走りでトップフィニッシュを続け、2レースともファイナル進出。体力的にも相当きつかったはずだ。残念ながらファイナルではリズムを崩していたが、堂々の走りを見せてくれた。
 エキスパートクラスレディスは4レースが行われ3レースでトップフィニッシュした土佐洋子選手が優勝。オープンAレディスは、過酷なコンディションにフィニッシュが一人というレースもあるほどで、2日間で行われた6レースの内、いくつのレースでフィニッシュすることができたのかが勝負の分かれ目となった。そんな中でも安定した走りを見せた高野智津子選手が優勝した。
 初日は、あまりのハードコンディションであったために、オープンBクラスとビギナークラスのレースは見送られ、翌日に持ち越しとなった。そして、夜は恒例のパーティーが盛大に行われた。おいしい食事と豪華な賞品はもはや周知の事実。ウインドサーファーの胃袋を満たしてなお三崎の中トロが残っている光景はなかなかお目にかかれない。パーティに出ずしてピザーラは語れないのだ。

  2日目。ややオフの西風が時折15m/s近くを記録するコンディション。オフがかったブローはガスティで道具のチョイスが難しそうだ。しかし、昨日何本かのマストを折ったダンパーのショアブレイクがすっかり陰を潜めたため、ここまでレースが行われていないオープンBクラスとビギナークラスからスタンバイがかかった。
 オープンBクラスはやや短めのコース設定ながら海上スタート/海上フィニッシュで3ジャイブのコースレイアウト。男女とも続けて2レースを消化した。時折吹く激しいブローに翻弄され各ヒートとも多くのDNFが記録されていく。こんな状況の中でも目立ったのは10代の選手達。特にレディースの岩田七海選手は15歳の小柄な体で2レースともトップフィニッシュ。しかも第2レースではフィニッシュしたのは彼女1人だけと他を寄せ付けない強さで優勝を決めた。メンズは前日のパーティーに学生服を着て参加した17歳の高津一晃選手が、手堅くまとめ優勝。パーティーに続きレースでも主役の座を勝ち取った。
 同時にインサイドで行われたビギナークラスは、7歳の小学1年生、杉匠真選手が優勝した。ビギナークラスとはいえビーチスタートして沖のマークを回航し、フィニッシュラインを通過するのである。小学1年生なら完走するだけで賞賛されたはず。しかし彼は多くの大人を後ろに従えて真っ先にフィニッシュラインを走りぬけてみせた。レディスクラスも優勝は11歳の土屋姫乃選手。キッズのレースで圧倒的な強さを見せる彼女が大人に混じっても通用する実力を証明してくれた。
 さて、参加者は少なかったがレースだけでなくフリースタイルも面白いコンディションの中ハイレベルな戦いを繰り広げた。地元ショアラインの梅川努選手と、毎年フリースタイルクラスに選手を送り込んでくるウインズ171の山本卓史選手が同点となる接戦となるが、2日目のコンテストを制した梅川選手が優勝となった。
 初日に引き続き行われたオープンAクラスの第3レースは、前日もいい走りを見せていた賀来選手が制し優勝を決めた。それは運とか偶然ではなく、勝つべくして勝ったと断言できる。走りも、ジャイブも、スタートも優勝にふさわしいものだった。
 徐々に風が不安定になる中、コースを沖に移し行われたエキスパートクラスは、ファイナルを残して風が落ち終了となった。この結果、メンズクラスは浅野則夫選手が他を寄せ付けずに優勝。2日目にレースが成立しなかったレディースクラスは土佐洋子選手が優勝となった。

  こうしてこの大会のすべてのクラスで優勝者が決定。レースの男女全8クラスのうち5クラスで、ジュニア選手権などで活躍する選手が優勝するという結果になった。これまでも、微風のビギナークラスで体重の軽いジュニアの選手が活躍することはあった。しかしこの大会は、十分過ぎるほど吹いていた。そしてその中で、小学生や中学生が真っ向から大人を退けたのだ。もしかしたら数年後のレースリザルトを見て、この大会がターニングポイントだったと振り返ることになるのかもしれない。

エキスパートクラス メンズ リザルト
エキスパートクラス レディース リザルト
オープンA メンズ リザルト
オープンA レディース リザルト
オープンB メンズ リザルト
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ビギナー メンズ リザルト
ビギナー レディース リザルト
フリースタイル リザルト

※スズキコング選手のヘルメットカメラ映像

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石原智央プロデュースショップ「RIPPER」オープン

shop_image.jpg石原プロがプロデュースするショップ「X-Sports/RIPPER」が静岡県掛川市、菊川の千浜ポイントのすぐそば、国道150号線沿いにオープン。ウインドサーフィンはもちろんのこと、スタンドアップやサーフィンなど幅広くクロススポーツをターゲットとするショップで、物販のみならずスクールにも力を入れ、さらに艇庫やメンバー制も用意されている。西高東低の冬型の気圧配置が決まり始めるこれからのシーズン、御前崎や菊川方面を訪れる人も多いと思うが、ぜひその際は立ち寄ってみてほしい。
ripper_logo.jpg ●リッパー クロススポーツ
所在地/〒437-1412静岡県掛川市千浜字前野5613-1
TEL&FAX/0537-72-1850
info@ripper.jp
http://www.ripper.jp

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CHOCO FINの一部価格改定

CHOCO FINが、PWA選手やユーザーが欲しているより精密にフィンを削るために、さらに精度の高いCNCマシーンを導入。それに伴い価格が一部改訂になりました。またインターナショナルのCHOCO FINのサイトもリニューアルされました。改定価格は以下の通り。

●FIRE BLADE/Tuttle Box  30〜52cm(2cm刻み)
新価格(税込)
〜38cm  ¥23,625
40〜48cm  ¥24,675
50〜52cm  ¥25,725
●FIRE BLADE/Power Box  30〜50cm(2cm刻み)
新価格(税込)
〜38cm  ¥23,625
40〜48cm  ¥24,675
50cm  ¥25,725

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