日本人選手8名が参加。フリースタイルはキリが優勝、スラロームはビヨンとサラキタが優勝。
今やアジアを代表するウインドスポットとなったベトナム/ムイネ。ここでフリースタイルとスラロームのワールドカップが行われた。
フリースタイル 2月25日〜28日
シングルイリミネーションでのベスト4は下馬評通りフラン兄弟とゴリート、キリ。エアーチャチョやプッシュループ、ワンハンドバックループなどを繰り出しキリとブラウジーニョがファイナルへ。ファイナルはゴリートの調子が悪かったわけではなかったが、抜群にキレのあるムーブを連発したキリが勝利。ダブルイリミネーションでも上位を閉める選手に大きな違いはなかった。日本からはフリスタ王子、吉田洋海が参戦。残念ながら1回戦突破はならなかった。
The 2011 Vietnam PWA Grand Slam Freestyle Results
1st Kiri Thode (Starboard / Gaastra)
2nd Jose Estredo (Fanatic / North)
3rd Taty Frans (Starboard / MauiSails / Mystic)
4th Tonky Frans (Tabou / Gaastra)
5th Dieter Van Eyken (Starboard / Severne)
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スラロームの日程になると風が落ち、2日間ウエイティングとなったが最終日に再び風が戻りメンズ、ウィメンズ共に4レースが成立。
メンズは4レース中2レースはアントワンがトップを取ったが、総合ポイント0.6差でビヨンが初戦をものにした。日本から参加の鈴木コング(以下敬称省略)、山田昭彦、国枝信哉はそれぞれ、33、28、37位で、1回戦突破はならなかった。一方でウィメンズは鈴木ブン子、古澤はる奈に加え、初参戦の大西富士子と穴山未生が参戦。RS:Xでウインド力を培ってきた大西が最初のレースからファイナルで4位になり。日本チームを湧かせた。結果トップを2度取ったサラキタが優勝となった。
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1st Bjorn Dunkerbeck (Starboard / Severne / Mystic)
2nd Antoine Albeau (JP / NeilPryde)
3rd Jimmy Diaz (Starboard / North)
4th Ludovic Jossin (Loft)
5th Steve Allen (Starboard / Severne)
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1st Sarah-Quita Offringa (Starboard / Gaastra / Mystic)
2nd Karin Jaggi (Patrik / Severne)
3rd Alice Arutkin (Starboard / North)
4th Morane Demont (Starboard / Severne)
5th Lena Erdil (Patrik / Loft / Mystic)
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