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PWA WORLD TOURボナイル大会

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PWA WORLD TOUR Freestyle #3
2011 Bonaire
6/12〜16
Photo : John Carter/pwa
男子はキリ・トーデ、女子はサラキタ・オフリンガが優勝。

キリやタティ&トンキー兄弟の故郷であるカリブ海ボナイルのラックベイで、PWAフリースタイル第3戦が開催された。15-25ノット・快晴というフリスタに最高のコンディションに恵まれ、イリミネーションが2つ成立。メンズ39名、レディス8名参加した。
なお、日本からも全戦参加中の穴山未生選手(愛称パインちゃん)が参加。
優勝は男女ともに2つのイリミネーションを両方とも勝利したキリ・トーデ(NB-61)とサラキタ・オフリンガ(ARU-91)が完全優勝を果たした。日本人の穴山未生選手は参加8人中6位となった。

●ハイライト
・メンズ第1イリミネーション
20ノット、5.0くらいのセイルサイズ、スーパーフラットでさまざまなマニューバが繰り広げられる。ファイナルはキリとタティの地元対決。ゴリートはセミファイで敗退。クロやコノが当たり前のように繰り出され、勝敗はキリがKabicutchiを決めて勝利を手にした。
続くダブルイリミネーションは2日目に行われ、チョコ・フランが17位から7位へ、デビー・シェッファースが9位から5位に浮上。ファイナルは再びキリとタティで、最終的に決め手となったのはスポッククロで、成功させたキリ勝利。
・メンズ第2イリミネーション
風が弱くなってきた第2イリミネーションではヨーロッパ勢のVan Broeckhovenがスポッククロを行い、キリのエアボブに対抗。半ポイント差でVan Broeckhovenが見事勝利を手にした。
ダブルイリミネーションは一番風強い大会最終日に行われ、キリ対Van Broeckhovenでの決勝となる。地元での勝利に飢えたキリが気合いの入ったムーブを、それに対していつものスタイルのVan。地元観客の前で無事にキリが優勝を飾った。

・キリのコメント
地元のファンの前で勝てて良かった。素晴らしい大会だったし、風も良かった。みんないろいろなムーブをしていて、僕も自分にできるすべてを見せようと、気持ちをプッシュした。自分のセイリングにとっても満足している。次のアルバを待てないほどだ。

・ウイメンズ第1イリミネーション

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日本人のパインは調子が良いローラ・トレボックスに最初にあたってしまい惜しくも敗退。その後ローラはヨリデ・ブレンドをスポック540などの技で破り、そのままファイアンルでサラキタと対戦。小技で得点を稼ぐローラに対して大技で対抗するサラキタ、最後のコノやボブが決まり、まずはサラキタが勝利。そしてダブルイリミネーションのファイナルで再びローラとサラキタが対戦。ローラはプレーニング・グラビーディアブロやワンハンド・エススライドなどを繰り出すが、サラキタはそれを後から追う作戦に出て勝利を収める。
・ウイメンズ第2イリミネーション
PWAのレポートにもこの日のパインの攻めのムーブがよかったと記載してあるほどの健闘を見せた。グラビーからスポック540などのムーブを決めていたが、残念ながらヨランダに負ける。
ウイナーズもルーザースも決勝はサラキタとローラ。4度にわたるこの対戦はすべてサラキタが勝利して完全優勝を達成した。

・サラキタのコメント
この1週間ナーバスだった。初日調子は良くなかったがなんとか勝て、風が弱くなって調子が戻った。最終日は一番風が強く、私は5.2を使用。一緒にセイリングしているときはいつも楽しいのだけれど、今までのヒートで最高だった。Wスポック、コノ、エアファネル&ファネルディアボロをメイクできたからとてもハッピーだし、ローラも調子が良く、それにも刺激された。ウイメンズで最高のヒートになったと思う。アルバが楽しみ。

リザルト・映像・写真・ヒート表等、詳しくはこちら▶▶▶

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