PWA WORLD TOUR Freestyle #3 & SLALOM #4
2011 Aruba Hi Winds Grand Slam Pro-AM
6/19〜26
Photo : John Carter/pwa
フリースタイルはスティーブン・バンとサラキタ、
スラロームはビヨンが栄冠に輝いた。
6月19日から26日の8日間におよび、カリブシリーズ2弾として「2011 Aruba Hi Winds Grand Slam Pro-AM」が行われた。カリブ海に浮かぶ小さな島国アルバは、1997年まで毎年PWAワールドカップが開催されていた地。14年ぶりに歴史ある場所にグランドスラム大会としてワールドツアーが戻ってきたのだった。種目はスラロームとフリースタイルの2種目。
●ハイライト
・6/19-22はメンズ&ウイメンズフリースタイル
見応えのあるエアリアルやスライド系ムーブが随所に見られた。最初の2日間は雲に覆われ、風はガスティで雨も降るイマイチのコンディションだったので、風が安定している沖に、浮くジャッジタワーで移動。3日目からはカリブらしい太陽と15−20ノットのコンディションになった。クオーターファイナルはSteven Van Broeckhoven (F2 / Gaastra)とカリブのスーパースターキリ・トーデ (Tabou / Gaastra)、4Timesワールドチャンピオン"ゴリート"エストレドFanatic / North) とトンキー・フランス(Tabou / Gaastra)の4人。ファイナルはスティーブン・バンとゴリートの対戦となり、3対2でスティーブ・バンが勝利。
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4日目に入ってダブルイリミネーションがスタート。Brit Andy Chambers (JP / NeilPryde)が目立ち17位から9位に浮上。ダブルのファイナルはキリとスティーブン・バンの対戦となった。ブローを待つ間に時間が過ぎるヒートとなってしまったが、ブローを拾って大きなクロとバーナーをメイクした。スティーブン・バンが勝利。
レディスファイナルはローラ・トレボックスとサラキタ。ヒート開始直後は接戦だったが、時間が経つにつれサラキタが安定したパフォーマンスでリード。日本から参加のパイン(穴山未生)はダブルでケスラーに敗退。ケスラーはローラに破れ、ファイナルは再びサラキタとローラとなり、サラキタが実力通りに勝利する。
・22日から26日はスラローム
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初日の風は15−20ノット。メンズではフリースタイラーのタティがスラロームにも参加。第3レースにはファイナルに進出し観客を大いに沸かせた。レナも第3レースで健闘を見せた。
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