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2011年8月掲載の記事

東北オープン(猪苗代湖横断レース)併催イベントのご案内と受付延長中

東北オープン(ウインドサーフィン猪苗代湖横断レース)併催イベントのご案内   JCBAでは8月27日、福島県猪苗代湖横断レースにて、福島県の子ども達に向けてJPWA(ウインドサーフィンプロ協会)プロ選手を中心としてウインドサーフィン体験会を同時開催します。参加選手の方はレース以外の時間にお手伝いいただければと思います。また1人でも多くの方が福島県に来ることが復興にプラスになっていくと思いますので、エントリー延長受付中となっています。多くの方の参加をお待ちしています。
■連絡先 duncan@tke.att.ne.jp フィリップ・ダンカン

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PWAテネリフェ2011

2011 PLANET WIN 365 TENERIFE PWA WORLD CUP
Jul 14 - Jul 20 2011 ::: World Cup
Location: El Medano, Tenerife, Canary Islands
all photos are from PWA / John Carter

今年のウェイブ2戦目となるテネリフェは、マストサイズの波と吹き荒れるような風のコンディションでダブルイリミネーションが成立。今季2勝目となるフィリップとダイダの優勝で終わった。さらにスーパーセッションも行われ、ビーチは盛り上がりを見せた。

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メンズ
シングルが行われた日、最高のスコアをたたき出したのがビクター・フェルナンデス。バーチカルなカットバックと大きなエアリアル・オフザリップを決めた。ポッゾで好調だったダリオ・オジェダはカウリ・シアディに、リカルド・カンペロはロス・ウイリアムスに下され、最後の4名まで上り詰めたのはカウリとフィリップ、ダニー・ブランチとイエーガ・ストーンとなった。潮の関係でマストハイの波になったファイナルで、フィリップはストールド・ダブルフォワードと決め、イエイガーはツイクド・プッシュループを決めた。その後のウェイブライディングでイエイガーはバーチカルなトップターンと2つのエアリアルを、フィリップはスプレーを大きく飛ばすカットバックからタカをメイク。その後ヒート終了間際にワンハンド・ワンフット・バックループを決めたフィリップが勝利を手にした。

メンズダブル
完璧なウェイブ360とタカで7ヒート連続で勝ち上がったアレックス・ムッソリーニがダブルで活躍。47ヒートでは良いジャンプ台となる波を見つけられず、ヒート開始後すぐにダブルをメイクしたリカルドに苦戦するも、ヒート終了目前でワンハンド・ワンフット・バックループをメイクし勝利した。またマルシリオとマッカーシャーもシングルでの失敗を挽回し、13位まで順位をあげた。ブジュマも独特なリラックスしたスタイルの波乗りで自己最高成績の7位まで順位を挽回した。
ジャンプ台を探すことに時間を着いてしていたアレックスに続き、カウリをも、まずはジャンプを決めるという戦法で下したダニーは、ファイナル目指してイエイガーと対戦した。このヒートでもダニーは地元の知識を生かし、コンスタントに波を使ってマニューバをメイク。ファイナルはダニーとフィリップの対戦となった。
最初にダブルを決めたフィリップが有利でヒートは進んだが、ヒート終了数分前にダニーがはなったワンフット・バックループで形勢が逆転。最初のファイナルはダニーの勝利となった。スーパーファイナルではウェイブライディングで得点が均衡していたが、プレーニング・ダブルフォワードをメイクしたフィリップに高得点が与えられ、フィリップが優勝となった。

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レディス
レディスは最も潮が引き、難しいコンディションで行われ、ロックせずに良い波を取ることが難しい状況だった。ファイナルまで進んだのは、またもモレロ姉妹。両者共に波の選択も良く、高いジャンプをメイクしていた。マストハイの波に乗り、フロントサイド・エアリアルを2つ決めた後、ストールド・フォワードをメイクしたダイダがまずは勝利した。
レディス・ダブル
日本から参加の西田が健闘。が、惜しくもローラに敗退。その後ローラが2ヒートで勝利を収めるもカレンに行く手を阻まれ、そのカレンもナイアに破れる。ファイナルはまたもモレロの姉妹対決。しかし今回は安全なセイリングに徹したダイダに対して、ぎりぎりを攻めクリアなバックループも決めたイバヤが勝利した。スーパーファイナルでもバックループをメイクしようと6回もトライしたが適当なランプを見つけられなかったイバヤに対し、コンスタントに点数を重ねたダイダがタイトルを獲得する形となった。

スーパーセッションの受賞者は以下の通り:
ジャンプ:
Victor Fernandez Lopez/ダブルフォワード
Peter Volwater/ダブルフォワード
Marcilio Browne/ダブルフォワード
Ricardo Campello/ダブルフォワード
Iballa Ruano Moreno/バックループ
Evi Tsape/プッシュループ

ウェイブライディング:
Kauli Seadi/バックサイド360
Klaas Voget/ウェイブ360
Adam Lewis/タカ
Karin Jaggi/ビッグウェイブ

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大会リザルト:
メンズ
1 Philip Koster 
2 Daniel Bruch 
3 Jaeger Stone 
4 Kauli Seadi 
5 Alex Mussolini 
6 Ricardo Campello 
7 Boujmaa Guilloul 
7 Dario Ojeda 

レディス
1 Daida Ruano Moreno 
2 Iballa Ruano Moreno 
3 Nayra Alonso 
4 Karin Jaggi


その他詳しい情報やリザルト、写真は以下でご覧下さい。

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検見川浜ボードセーリングサマーカップ終了

検見川浜ボードセーリングサマーカップが2011年8月6日(土)~7日(日) の両日、千葉県/検見川浜で行われ、1レースが成立。プロクラスは浅野則夫が優勝、2位に合志明倫、3位に国枝信哉が入った。ウイメンズは鈴木文子が優勝。
詳しいリザルトはこちら▶▶▶

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サーフトレーディングが「ION」の取り扱いを開始

ion_harness.jpg 「NORTH SAILS」「FANATIC」「PATRIK DIESLEM」「CHOCO FIN』などのブランドを日本で取り扱っている(株)サーフトレーディングが、この度、新たに「ION」を取り扱うことになった。「ION」はハーネスが最も有名だが、その他にもアクセサリー全般やウェットスーツまでカバーするヨーロッパのブランドだ。
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(株)サーフトレーディング

TEL:03-5876-9111
FAX:03-5876-9110
http://www.surf-trading.com/

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PWA 2011ポッゾ・グランカナリー

2011 Pozo Gran Canaria
Jul 05 - Jul 10 2011 ::: World Cup
all photos are from PWA / John Carter


ローカル強し! フィリップ・コスターとダイダ・モレロが勝利
強風で有名なポッゾが今年はさらにそのイメージを強めた。50ノットを越える風で行われた6日間のイベントではダブルイリミネーションまで成立。地元の選手の活躍に観客が沸いた。

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メンズ
波を知り尽くしたフィリップがストールドフォワードやワンフット・バックループをメイクし、初日から観客とジャッジにアピール。セミファイナルではフィリップと対戦したリカルドがホーンと同時にダブルフォワードに飛び出た。メイクは出来なかったものの、すぐにその後ダブルフォワードを成功させた。しかしボードを破損、その間にフィリップがプッシュフォワードやウェイブ360で得点を稼ぎファイナルへ駒を進めた。またもうひとつのファイナルはビクターとブラウジーニョの対戦となり、ビクターの美しいウェイブライディングとクリーン・テーブルフォワードによって、ファイナル行きが決まった。

ファイナルではヒート開始後30秒で、フィリップがダブルフォワード、プッシュフォワード、ワンフット・バックループをメイク。一方ビクターは得意のウェイブライディングで点を稼ぎ、バックサイド360をメイク。その後ビクターはローラーコースターをメイクしたが、ダブルフォワードの着水が上手くいかず、結局シングルはフィリップの勝利。
ダブルイリミネーションで勝ち進んだのはセイラーオブザデイを獲得したダリオ・オジェダ。ロビー・スイフト、カウリ、ブラウジーニョ、リカルドを破りファイナル一つ前までのぼり詰めた。迎えた50ヒートは大会期間中もっとも波が大きかったヒートだった。対戦相手のビクターはバックサイド360やシャカからのフロントサイドターンへ入るムーブでアピール。ジャッジはストレート10点でビクターがファイナルへと進んだ。
ダブルのファイナルは再びビクターとフィリップの対戦。最初にダブルフォワードに飛び出したふたりは次にそれぞれ、ウェイブ360とゴイターへ。その後のバックループ後、ビクターは不運にも道具を流してしまい、再び道具を手にしたのはフィリップが多くの得点を稼いだ後だった。

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レディス
シングルは姉妹対決を制したダイダの勝利。ダブルイリミネーションでは一番下から勝ち上ってきたカレンがイバヤと対戦。ここで力つきたように見えたカレンを破り、再びファイナルは姉妹対決となった。ふたりはジャンプからヒートをスタートされたが、ダイダはダブルフォワードをウォータースタートポジションまで成功させ、さらに観客の度肝を抜くフロントサイドエアリアルをメイク。これが決め手となり、タイトルはダイダの手中に。

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リザルト
MENS
1 Philip Köster G-44
2 Victor Fernandez Lope E-42
3 Dario Ojeda E-211
4 Ricardo Campello V-111
5 Marcilio "Brawzinho" Browne BRA-105
6 Kauli Seadi BRA-253
7 Robby Swift K-89
7 Alex Mussolini E-30
9 Eleazar Alonso Sanchez E-41
9 Daniel Bruch G-1181
9 Jaeger Stone KA-120
9 Marcos Pérez E-7

WOMEN
1 Daida Ruano Moreno E-64
2 Iballa Ruano Moreno E-63
3 Karin Jaggi Z-14

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PWA2011 コスタ・テグイス・ランザロテ・ワールドカップ

2011 Costa Teguise Lanzarote
Jun 30 - Jul 03 2011 ::: World Cup
all photos are from PWA / John Carter


フリースタイルのメッカでゴリート今季初勝利!

カナリーシリーズの初戦はランザロテ、4日間のフリースタイルの大会だった。
大会期間中15−20ノットと風に恵まれ、久しぶりの小さいながらも波のあるコンディションだったので大きなエアリアルが見られた。
初日はシングルイリミネーションの18ヒートが成立。目立ったのは絶好調のスティーブン・バン・ブロフベン、これまでランキングトップのキリ・トード、そして常連のタティ・フランだった。

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ハイライト
ヒート19でトンキーと対戦したアンソニーはワンハンドシャカやノーハンド・ファネルなどでジャッジに猛アピール。結果2対1でトンキーを下した。
2日目は風待ちから始まり3ヒートのみ成立。
3日目に23ヒートからファイナルまでシングルが進んだ。ファイナルに上って来たのはデビーを下したスティーブンとポンチョと高さのあるシャカでアンソニーを下したゴリート。ゴリートが強風と小波を生かし、エアーチャチョやプッシュループを決め、勢いあるヒートを繰り広げた。一方のスティーブンはムーブが今ひとつ成功せず、ゴリートがシングルの覇者となった。

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ダブルイリミネーション
そのままダブルが行われ、3日目はベスト8まで成立。翌日、大会最終日に続けて行われたヒートではキリが目を引いた。カビクッチスとスポッククロを決め技に、僅差ではあるものまずはトンキーを、次にデビー、アンソニーを下していった。キリがファイナルの手前で対戦したのがスティーブン。スティーブンがボンガやワンハンド・バーナーをメイクし、再びファイナルへと駒を進めた。
ゴリートとスティーブンの再ファイナルでも、キレのあるエアーチャチョなど多くのムーブを決めていくゴリートに対して、スティーブンはオーバーセイルだったのかクラッシュを重ねた。結果昨年チャンピオンのゴリートが今期初勝利を手にした。
この大会で2位だったスティーブンが総合ランキングでキリを抜いて1位に躍り出た。

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リザルト
1st Jose Estredo (Fanatic / North)
2nd Steven Van Broeckhoven (F2 / Gaastra)
3rd Kiri Thode (Starboard / Gaastra)
4th Anthony Ruenes (Tabou / Simmer)
5th Davy Scheffers (Tabou/Gaastra)
6th Bjorn Saragoza (Starboard / Hot Sails)
7th Yarden Meir (Fanatic / Simmer)
8th Dieter Van Der Eyken (Starboard / Severne)

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リザルト・映像・写真・ヒート表等、詳しくはこちら▶▶▶

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