10月の御前崎エリアは、例年だと北寄りの高気圧からの吹き出しで、北東寄りの風向きとなり、静波〜須々木方面のポートコンディションでのライディングがメインとなるが、今シーズンは台風18号と20号の強い影響もあって、西風で乗れるコンディションが8日間もあった。
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池田良隆 J73
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18日〜21日まで4日間吹き続いた西風と台風20号の、頭〜ダブル〜マストオーバーのグランドスェルがロングビーチにブレイクしていた。 18日(日曜日)はシーズン初めの西風とあって、たくさんのウィンドサーファーでロングビーチは賑わっていた。腹前後の波のサイズでインサイドブレイクの難しい波質だった。19日〜21日は頭サイズ〜マストオーバーまで波がサイズアップした。特に20日(火曜日)はFLY5.1㎡、QUAD 82L使用するライトウィンドコンディションで、その分波のフェイスはクリーンで昼から夕方までそのコンディションが長く続き、ロングビーチ史上でもまれに見るグットコンディションと言える日だった。 台風20号の接近と共に北寄りの高気圧の勢力が強くなり、24日(土曜日)〜26日(月曜日)の3日間は駿河湾の静波〜須々木エリアで、ポートサイドのコンディションとなった。 25日(日曜日)はFLY4.2㎡、QUAD WAVE 68Lを使用するが、波のサイズは時折オーバーヘッドのハードコンディション。午前中は強いブローも少なく何とか乗れたが、夕方は3.7㎡オーバーとなっていたらしい。日曜日とあって波ありコンディションを多くのセイラーが楽しんでいた。 27日(火曜日)は再びロングビーチにカットバックして、台風一過の改正の秋晴れの空の下、FLY4.8㎡とQUAD WAVE 82Lでクロスオフのクリーンな頭半〜ダブルサイズの波をがっちり堪能させて頂きました。 こんなカンジの10月の御前崎ウェイブ情報でした。 |