ドイツ/シルト大会の成立で今年のツアースケジュールがすべて終了。
男女ともスラローム、ウェイブ、フリースタイルの3種目の年間ランキングが確定した。
「WAVE PERFORMANCE」はジョシュ・アングロが2度目の年間王者年間3戦行われた「ウェイブ」では、カボベルデ大会優勝、シルト大会3位となったジョシュ・アングロが見事にチャンピオンに返り咲きを果たした。2位には本命視されていたカウリ・シアディが入ったが、今年優勝した大会がなかったことが響いたようだ。3位にはカボベルデ大会2位のロビー・スウィフトが、オンショアの他の2大会でも安定した成績を残して、初のベスト3入りを果たした。4位にはシルト大会2位のクラウス・ボゲが他の大会でも確実にポイント挙げ、5位にはフランスのトーマス・トラベルサて食い込んだ。 悲願のチャンピオン獲得を目指したビクター・フェルナンデス・ロペスは、カボベルデ大会での不調が響いて今年は6位で終了した。 ウイメンズはダイダ、イバラのモレノ姉妹がワンツーで、カリン・ヤギーが3位、注目の名越純子はシルト大会に不参加のため、ランキングでは9位に留まった。 |
メンズウェイブ
ウイメンズウェイブ
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「SLALOM」は今年もアントアン・アルボーがぶっちぎりで王者に年間7戦成立した「スラローム」は、開幕戦のオーストリア大会での2位以外は6連勝し、圧倒的な成績でアントアン・アルボーが4年連続で年間チャンピオンに輝いた。2位にはフィニアン・メイナード、3位にはビヨン・ダンカベック、4位にはマイカ・ブジアニス、5位にはロス・ウイリアムスというランキングとなった。 ウイメンズは3戦成立し、3大会とも優勝したバレリー・ジバドーが女王の座に。2位はカリン・ヤギー、3位はサラ・ヘルベルトという順位となった。 |
メンズスラローム
ウイメンズスラローム
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「FREESTYLE」はゴリートが2年連続3度目の年間チャンプに名越純子も3位に年間3戦成立した「フリースタイル」はシルト大会では優勝を逃したものの最有力のホセ・ゴリート・エストレドが、3戦2勝で2年連続、3度目のワールド王者に輝いた。2位にはキリ・トーデ、3位にはトンキー・フランス、4位にはマウリシオ・ブラウジーニョ・ブラウン、5位にはベルギーのスティーブン・ブロック・ホーベンが入った。 フリースタイルでは上位に実力伯仲の実力者たちがひしめいており、さらに世界各地から次の勢力の台頭も著しく、来年の王者争いはさらに熾烈になることだろう。 2戦成立したウイメンズは、2勝した昨年の女王サラ・キン・オフリンガが順当に再び女王の座に就いた。2位はダイダ・モレノ、そして3位にはわれらが名越純子が、見事に入賞。日本人初の快挙を成し遂げた。 |
メンズフリースタイル
ウイメンズフリースタイル
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